下剤によるダイエットの悪影響とは

ダイエットをする方にとってどうしても気になってしまうのが体重の増減です。一生懸命頑張っているのに痩せていないとやはり最終手段に出たくなるものです。最終手段といわれるのはずばり下剤です。下剤は確かに体内にある便をスムーズに出すのに役立ちますし、宿便や水分なども出すので体重は減ります。しかしそれをダイエットとしてずっと続けてしまうと思いもよらない悪影響が体に出てしまうことがあるのです。下剤を使えば食べたもののカロリーは摂取されないと考えられがちですが、実はそのような方法を使っても88%は体内にしっかりと摂取されているのです。

では乱用することによってどんな症状が出てしまう可能性があるのかといいますと、まず低ナトリウム血症というものがあります。下剤を乱用すると必要なミネラルまで排出されてしまうのですが、そのうちの一つがナトリウムです。必要な分のナトリウムが体内にない場合、体はナトリウムを蓄えようとします。そういう時に急に下剤をやめてしまうとナトリウムが体内に蓄積され過ぎて体がむくんでしまうのです。また低カリウム症もあります。ナトリウムと同じように必要なカリウムが排出されてしまい、起こる症状です。カリウムは筋肉の働きに作用するものなので、これが不足すると体全体にだるさが起きてしまいます。もちろん心臓も動かすのに一役買っていますからカリウムの不足で動悸や不整脈が起きてしまうこともあります。急にカリウムの値が下がると心不全を起こすこともあるのです。

あまりに乱用していると薬の効果自体も落ちてしまって効き目を感じなくなり、量を増やしてしまいます。すると腸は動かなくても排便されるので機能が衰えてしまうのです。そうなると例え薬をやめたとしてもひどい便秘に悩まされることになってしまいます。薬に頼ってしまっている方はそれがないと排便しないという強迫観念に駆られてしまっているところがあるので、まずはそこを改善できるようにするのも良いです。毎日排便がなくても体の調子がよければそれが自分のベストな状態だということを理解しておきましょう。そして適度な運動や食事改善をすることでスムーズな排便をできるようにしていくことも大切です。適度な運動は特にストレス解消にも役立ち、ダイエットする中でたまる不安なども解消してくれることが期待できます。無理な下剤 ダイエットはしてはいけない、これは本当です。健康を保ちながらベストな体型になれるようにしましょう。